仕事前にテニス:先進国は運動不足 2012 Lancetより

1か月ほど前に土曜日の朝は仕事前にテニススクールに通うと決意。
しかし、2週連続大雪で、新しいラケットも登場できずにクローゼットに。
やっと今日青空の下、コートへ。
とは言え、今朝はかなり冷え込み、手袋をしてない手はかじかみ、1時間半動いても汗をかくどころか終わるや否や温かいお茶で温まりました。
テニスのいい点は、まず心拍数が結構上がること。
日常生活で心拍数を100以上にあげる機会はなかなかありません。
さらに、身体を動かした日は熟睡できます。
夜になると自然に眠気が差し、ワイン好きなのに飲む時間が短くなって必然的に飲酒減量できます。
そして、もともと身体を動かすのが大好きなので、「思いっきり動く!」というだけでストレス発散できます。
とくに初心者なのでコートをあちこち動き回ることになり、他人より運動量が多くなっているので、
その運動量を敢えて楽しむことにして、決して諦めずにボールを拾いに行きます。
それだけでかなりの歩数走ってます。
終わった後は、すっきり。
確かに疲れますが、慣れが肝心。ウエアもラケット、シューズも揃えて、
そして、周囲にテニス開始宣言することにより簡単に止められないよう、自分を追い込みました。

今日は、世界中で先進国の運動不足が問題になっているという論文を紹介します。
"Global physical activity levels: surveillance progress, pitfalls, and prospects"
Pedro C Hallal ほか
http://www.thelancet.com/journals/lancet/article/PIIS0140-6736(12)60646-1/abstract

日本人は運動していない確率がほぼ半数であり、世界の中でも運動不足とのこと。
私も診察中、面談中は座りっぱなし。
このようなsedentary lifestyleは現在心身、そして脳の働きに至る様々な面から問題となってます。
もうすぐ春が来そうな気配がします。
オリンピックを見ているだけでなく、自分でも下手でも構いません。
身体を動かして見ましょう。