社員の勤怠から警告を発するシステム


日曜日の朝日新聞にあった記事です。
勤怠などからうつの前兆を見抜き、警告を企業に発するというものですが
本来なら、管理職が部署内の社員に対して、メンタル疾患の知識をもち
部下の勤怠についてアンテナを張り、迅速に対応するのが理想的だとは思います。
しかし、大きい組織で目が行きとどかない、特に店舗の多いサービス業などは店舗まで目が届きません。
また、管理職もプレイヤーであり忙しいという状況を良く目にする昨今、このようなシステムのニーズがあるのかもしれません。
産業医の私としては、ストレスチェックと同様、これが「陽性」と出て警告対象になった人に対して、
根拠のない「メンタル疾患の高リスクレッテル貼り」となり、その社員の排除方向につながらないことを願っている。
このようなツールを支援のツールとして利用していただきたいと思う。