健康豆知識③ ウォーキングを見直す

最近、健康づくりのため2キロのウォーキングとランニングをランニングマシンで継続中。悩みは肩こり。でも最近調子いい感じ。

というわけで、今日はウォーキングについてお話を。

データによると、身体活動量が多い者や運動量が多い者ほど、総死亡率が低く、また、虚血性心疾患、高血圧、糖尿病、肥満、骨粗鬆症などにかかる確率やその死亡率が低いことが認められている。
疫学的研究より、「1日1万歩」の歩数の確保が望ましいと耳にしたことがあると思う。
その根拠について説明する。
海外の文献によると、週当たり2000kcal (1日当たり約300kcal)以上のエネルギー消費に相当する身体活動が推奨されている。歩行時のエネルギーは次の式がアメリカスポーツ協会で提示されている。
水平歩行時の推定酸素摂取量(ml/kg/分)=安静時酸素摂取量(3.5ml/kg/分)+0.1X分速(m/分)
この式によると体重60kgの者が分速70mで10分歩くと、
(3.5+0.1X70)X60kgX10分=6300ml 
つまり、6300mlの酸素を摂取することになる。
酸素1リットル当たりのエネルギー消費量=5kcalなので、当てはめると
6.3リットルX5kca=31.5kcal のエネルギー消費量に相当することが求められる。
このように分速70m(時速4.2km)10分歩く、つまり700mを平均的な歩幅70cmで1000歩歩く場合は消費カロリーが約30kcal。
その10倍、つまり1万歩で300kcalのエネルギーに相当する。
よって、1万歩歩くことによって、週当たり2000kcalのエネルギー消費が可能になる。

現在、日本人の歩数は1日平均で8000歩程度。つまり、あと2000歩足りない。約20分、1.4キロのウォーキングを追加するのが望ましい。

ちなみに私の場合は、20分で2キロ超をランニングマシンで追加している。夜の運動なので激しいと興奮して眠れなくなると困るので、時速6キロ(分速100m)を基準に2分間だけ時速9キロ(分速150m)を追加して心拍数をあげている。
時速6キロ(分速100m)は女性にしては、かなり早歩きだが、マシンなのでテレビや音楽を聴きながら何とか。
もともと踊るのが好きで、忍耐系のものは大の苦手。
たぶん皇居ランナーのようにはなれないけど、1日2キロ追加はあまり負担にならないし、疲れすぎずいいと思う。
消費カロリーにして65kcal程度だけど、「体力づくりのため」なのでデイリーな運動としては充分かと。
ちなみに、運動の後に、ついつい口にしてしまうシャンパンの味は格別!!
そのカロリーは??? 考えないようにしてます。