5年後の自分〜感謝は自分のため


最近、仕事が増えてバタバタしています。
新しい仕事や思いがけない内容の話が来たりと、お酒の席でつい「もう大変で」と愚痴りそうになることもあります。
そんなとき、あるきっかけがあり、数年前に書いたファイルを見てみました。
「5年後の自分」
数年前より5年後の自分と娘を中期目標を立てることにしています。
一言で簡単に表現したものです。
仕事があまりにもマンネリ化していたときに、「夢」がないと生きていけないタイプの私は、
時々修正しながら中長期目標を「子供の成長」と自分の自由になる「時間とお金」を総合的に考慮しながら
自分の夢ややりたい仕事の配分など、7年前から書き留めることにしていました。
最近は忙しくて、そういう時間を取れずに、ただただ日常を突っ走る感じだったのですが、ちょっとしたきっかけで見直してみたのです。
すると予想以上に、自分が描いていた方向に進んでいることに気づいたのです。
当時の私には理想に近い「ワクワク出来る仕事」を今できていることが分かりました。
少し反省!
実際にやっていると、初心を忘れてしまい、大変だ!やらなくちゃ!とやっつけ仕事になりそうになるのですが、実は5年前の自分が描いていた夢に近い状態だったのです。

また、仕事の内容だけでなく、仕事仲間や友人など、実は本当に恵まれていて、あの頃の自分にとってみたら、本当に素晴らしい方に囲まれていることに気づきました。
それなのに、なぜ満足感を忘れ、頑張れないのか??

世の中、個人の努力でどうにかなるものとならないものとあります。
私は子育てをしながら、時間的制約の中で、可能な仕事や自宅でできる勉強を必死でやっていた時期があるので痛感してます。
「自分が努力して何とかなること」に努力をしないのは自分の責任だと、子育てで仕事の時間調整がままならないときに思ってました。
それに比べたら、今は子育ても一段落して、自由な時間がこんなにあるのに・・・何となく慣れてしまってます。
結局、やりたいことをやり遂げるチャンスを逃すのは、自分の責任なんだと分かりました。
それとともに、信者とかではないのですが、こんなにいい仕事や友人がいることに感謝しないといけないな、なんて元々の私のキャラではないのですが
そんなことを感じたときに、すごく満たされることに気づきました。
人への感謝って、実は相手のためでなく、自分のためにあるのです。
現在、社内研修などで、普段社内でお世話になっている人に「サンクスカード」を書く研修などあります。
これは相手への感謝を伝えるものですが、本当に感謝したときは自分がいい気持ちになるのです。
日常は恐ろしいもので、慣れてしまうと周りの全てが当然になってしまいます。
でも、実はそれ自体、いつ無くなっても不思議でないことだと思ってみると、自然と 感謝の気持ちや愛着が沸いてきます。