「美人風」より「自分らしく」 春ですしショートカットに

髪を切りました。
大学3年生のときに髪を切ってからというものほとんどショートだったのですが、
昨年夏以降、
「髪を伸ばした方が女性らしくていい」
「メンタルケアの仕事だからソフトなイメージがいい」
など周囲の意見もあり、また自分でも
「ワンレンボブで変身したら「美女風」に見えるかしら」
などと思って頑張って伸ばしていました。
実際に肩につかない程度のボブカットまで到達。
数日間は満足していたのですが、いざ達成してみると、視界に入る横の髪毛が違和感があり、変な話ですがかつらをかぶっているオカマちゃんの気分になったり、
また、写真をとっても頭が重そうに見えるのが気になり始めました。
ショートの女性を見ると羨ましくなる始末。
階段から数段落ちたのですが、そのことまで髪の毛が邪魔だったからかも、など発想までネガティブに。
一部の人からは、「新子さんらしくない」ともコメントがありました。

とどめは、ある会社とのお付き合いを検討する際に社長の顔写真をみて、
「この人、私とはちょっと一緒に仕事するタイプではない」
と一瞬で判断している自分に気づいたときでした。
「あっ、私も会ったことない人にこんな風に第一印象で判断されているかもしれない。」

髪が綺麗な「美人風」を目指して、私らしさ、を失っている場合ではない、と
一瞬のうちに判断。
10日ほど前に再びバッサリ切りました。

髪を切って周囲がどう思っているかは知りませんが、
「美人に見えるかどうか」よりも
「私らしいかどうか」を重視して心の重荷が軽くなりました。

私のような仕事では、個別の面談、講演、人事のコンサルティングなどを通じて様々な方とお目にかかりますが、第一印象がやはり大切だと痛感してます。
また、自分らしい外観、になったことで、自分らしく元気になった気がします。

ある議員の話。
綺麗に見えるか、おしゃれか、好きかは別として、いつもピンクのスーツを着るとのこと。
それがその方のシンボルになるのです。

男性ウケるかは別として、私は「ショートカットが私らしさ」だと
しばらくは考えていくことにしました。