有休消化させるために〜バカンスへの期待


最近、企業では有休消化への動きが活発になっています。
いかに有休消化させるか人事から相談を受けます。
結局は社員自身は取りたいと思っても、周囲への遠慮、上司の不理解が原因になって有休消化できないのです。
私のところに相談にいらっしゃる社員の上司は
「あいつは有休をほとんど消化したんですよ。けしからん奴で」
という50代の管理職もいます。
そこの認識を変えていかないと、取ってください!と人事が呼びかけたところで進まないのです。
ところで、有休を取ろう、と思ったときに最大限にストレス解消の効果を上げるにはどうしたらいいのでしょうか。
「楽しみにする」という方法がその一つ。
休暇への「期待感」を1年を通じて「継続的」「自覚的」に用意するのです。
来月、再来月といった短期、来年の夏という長期の両方を準備するといいでしょう。
ヒトは期待感をもち喜びを予感することで、快楽物質ドーパミン活性化され、
より喜びを大きく感じるようになります。
ちなみに、私はこんな写真を撮って持ち歩いてます。
来年の夏は南仏に行きたい!と。