ロータリークラブ卓話・ストレスチェック義務化法案可決

昨日は、東京神田ロータリークラブで卓話をさせていただきました。
私はパリ大学留学の際にロータリー財団より奨学金をいただきましたが、送り先のクラブが東京神田ロータリークラブで、受け入れ先がパリ南ロータリークラブでした。
昨日は私以来の東京神田ロータリーから留学する奨学生の方もいらしてました。
ハーバードのケネディースクールにいらっしゃるとのことで、自分自身の留学前を久しぶりに思い出しました。
当時は夢と知識欲の塊で、よく勉強したものでした。

留学から帰ったころには各地域のロータリークラブでお礼に卓話をしていましたが、今回は10年以上空いての卓話で大変緊張しました。
昨日は「ストレスチェック義務化後の会社経営」というテーマでお話しをさせていただきました。
何とも偶然にも、卓話が始まる13時の直前に、「ストレスチェック義務化法案可決!!」と連絡が。
ストレスチェックの話をより興味を持って経営者の方々に聞いていただけていたらと思います。
ストレスチェック」は従業員50人以上の事業場は義務なのですが、50人未満の事業場は努力義務にとどまることになりました。
「義務」というと
「コストがかかって面倒だ」と思われがちですが
むしろ折角やるのであれば
ストレスチェックを利用して会社の人的資源の管理をより効果的にして休職者・離職者を減らし、さらには社員の生産性を上げる」
という、より前向き、上向きな発想でやっていただけたらと思います。

こんな話を昨日はしましたが、私自身、様々な会社のストレスチェックを集めて研究中です。
規模や業種によって、何を、どのように知りたいか、会社のために何が必要かが異なると思いますので、それらを考慮した上でストレスチェックをお勧めできるようにしてます。
ぜひ、法人の人事の方は導入前にさまざまなストレスチェックを比較検討した上で、どう経営に生かすか考えてください。