衛生委員会を成功させるコツは?

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ところで、数日前にある会社の衛生委員会に参加。
各社月一回開催してますが、発足したばかりは上手く回らないことが多いものです。
話題がない、どんな発言したらいいかわからない・・・。
しかし、先週ある会社で衛生委員会が開かれましたが、まだ私がお手伝いさせていただいて数か月にもかかわらず、かなり形ができていることを実感しました。
議題もその会社の問題点を反映したもので、どこかから引っ張ってきたような形式的内容でなく、
就業規則の休職規定や面談者の範囲などについて議論が毎月深まっていくのです。
はっきり言うと、衛生委員会は面談者が少ないうちに形を作らなければ後からは難しいものです。
最初が肝心なのです。
最初はできてもいつの間にか面談に追われて契約の時間がいっぱいになってしまい衛生委員会の時間がとれない
メンバーを揃えられない、という問題に直面する会社様をよく目にします。
建設業などの業種で安全委員会を発足している会社様は衛生委員会も形が整っていることが多いものですが、
サービス業やIT企業では特に中小企業では一からということもよくあります。
また、産業医を依頼すると当初は、大風呂敷を広げ、こんなこともあんなことも、と大きな話がでてきます。
福利厚生的側面も大切ですが、まずは労働安全衛生関連法規で規定されていることをまずはメンバーに確認するようにしてます。
もしも、のときに会社の責任になっては産業医としても困りますので法令で安全配慮義務といわれるものについては伝えます。
どうしても流行り?のメンタルヘルスに注目しがちですが、本来はこれが産業医業務のすべてではありませんし、
健診や過重労働者への対応は会社のリスクマネージメントにつながる重要事項と私は考えてます。
話は逸れましたが、衛生委員会を成功させる要因にもどると、
実際に影響力ある役員クラスの人がメンバーにいらっしゃることがキーポイントになります。
また、面談者の嵐になる前に、または嵐が落ち着いた頃に、体制を考え直す姿勢が大切です。
人事の方、経営者の方、ぜひこの機会に今年は自分の会社の衛生委員会を見直してみたらいかがでしょうか。