心の健康診断義務化:中小企業の負担増加!!

現在、ご希望の会社様には、ストレスチェックを実施していますが、
法律でついに義務化される方向になりました。
数年前より、長妻元厚労大臣が号令をかけたましたが、その後東日本大震災もあり延びに延びた印象があります。
では実際どんなものか?
蓋を開ければ、かなり簡素なストレスチェックでした。
なんと!!9問のみ。私が使用している、「職業性ストレス簡易調査票」は
60問ほどの質問票で、ストレスを判断してます。
今回の質問票はかなり軽い健康チェックと言え、簡単なスクリーニングで
ストレスの個人要因、環境要因などは把握できるものではありません。
高ストレス者を荒いザルで大まかに拾って、その後の産業医保健師の面談で詳細を分析していくということなのでしょう。
しかし・・・そこで問題ですが、医療従事者の面談体制が整っていない会社では、特に中小企業ではどうするのか。
これから体制づくりをしなければならず、従業員50人以下の事業場をもつ会社の対応負担は大きくなるでしょう。
私自身はクリニックで、中小企業の社員の「高ストレス社員の相談」を受け入れる予定です。