スキー場は危険?

先ほど、スキー場のトラブルは40代が最多、という記事を見ました。

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20101221-00000060-jij-soci

私はスキーは行けばやるという程度ですが、
大学時代に医務室でアルバイトをさせていただいたことがあります。
長野県の白馬に行く手前のスキー場でした。
学生ですから治療はできないため消毒して、当番の診療所に連絡をして紹介するという程度でした。
東京育ちの私にとってはすべてがカルチャーショック。
まず、パトロールをしている地元の方がスキーが実に上手なこと!!
赤いウエアでスピードを出してレスキューに行く姿は舞っているように見えました。その後を足手まといになりながら付いていった私でした。
そして、今日の本題の事故が意外に多いこと。
というわけで、スキー場での事故を紹介します。
まず、足の骨折、とても多いものです。
そして歯を折る方も結構います。
前にいる人にぶつかるというパターンが休日の混雑したスキー場では多発。スピードの出しすぎには気をつけましょう。
私が診た方には、「・・・爆走隊」などという怖そうなワッペンを貼って滑っていた10代の男性がいました。
普段会ったらちょっと怖いと思うのですが、歯を折って痛い痛いと泣きそうで意外に弱いんだ、と感じた覚えがあります。
また、転んだときに上からスキー板が落ちてきて後頭部を切ってしまったという方も。6−7センチほどの裂傷なので、消毒はしましたが、その後診療所で縫合したと思います。
このように、スキーが上から落ちてくることは刃物が落ちてくるようなものなので、想像以上に危険ですよね。
よく切れるので気をつけましょう。
くれぐれもスキー場の事故防止のためには、過信してスピードを出し過ぎないことが大切。
特に40才以上の方は、昔出来たからといって、久々のスキー場では同じレベルで滑らないように!
運動神経全般が以前とは見た目以上に劣っているものですから。