潜在的待機児童問題について

最近保育所の話がよく話題になります。
何回か書いてますが改めて・・・

これは経験者でなければ理解できない問題なのかもしれません。
安倍首相の発言も、生活のために仕事をしたり(通常当然のことですが)、子供を育てたことがないからやはり他人事なんだな、と期待はしてませんでしたが、改めてがっかりしました。

私自身、0歳児クラスでないと入所できないと言われたため、入所できそうな保育所を求め引越し、娘が3ヶ月のときに入れました(12月生まれだったので仕方なく)
1歳クラスは大抵混んでいて無理なので回避しました。
その数年後、引越し先では、やはり認可保育園には入れないため託児所に入れました。
しかし、3歳で終了。
幼稚園、雑居ビルの保育所を探し回りました。

昨日、ふとした会話で待機児童の話になり、数字に表れていない待機児童、
つまり「潜在的待機児童」はかなりの数に及ぶのではないかとの議論になりました。

確かに、私の産業医顧問先の会社でも妊娠時にすでに諦めモードで
「どうせ保育所は入れないと思うので育休を取れるだけとって辞めます」という女性社員もいる。
私自身もよく思い出すと、
「1歳児クラスは無理と言われ回避したとき」
そして、「託児所のあとは認可保育所は満員とのことであきらめて当時勤務していた保健所を7月に退職し、11月の幼稚園お受験の準備、ターミナル駅の雑居ビル民間保育所回りに精を出したとき」

この2回とも、実は「待機児童」のカウントに入っていなかったことに気づきました。
潜在的待機児童」だったのです。



このような方は、たくさんいらっしゃいます。
目に見える数字以上の問題だと捉えて、対策を勧めてほしいものです。