休職から復職は問題になりやすい?!「視覚化」による認識一致を!

休職していらっしゃる社員が復職する際に、主治医と産業医、会社で基準が異なることがよくあります。
これは、人事の方からよくある相談です。
どう見ても通勤をできないと思われる社員が主治医から復職許可を頂いてくるのです。

規定がない、人事の方が不慣れ・・
このような場合に、休職していた社員とのトラブルが生じることがあります。
「復職阻止」ではなく、休職中の社員の「復職失敗防止」なのですが、その意図が伝わらないというトラブルです。
その解決の一つとして、「復職までにできるようになるべきこと」について、社員と共通の認識をもつことです。
朝出社に間に合う時間に起きられるか、
夕方まで外出できるか、
昼寝しなくても過ごせるか
などなど・・・
これらを「視覚化」すべく生活リズム表や睡眠覚醒リズム表などその人に合った記録をつけていただくと、社員と産業医が共通の認識を持てるようになります。