気晴らしの技術

3連休ですが、上手に気晴らしできていますか。
先日ある方に「仕事のストレス解消のために何をしてますか?」と聞かれました。
とっさに「別の種類の仕事をすることでリフレッシュしてます」と答えたら、
「もっと他に本当の遊びのようなことは」と聞き返されました。
しかし、やっぱりほとんと見当たらないのです。
最近は忙しくてバレエも行けないことがほとんどで、食事会で友人と話をするのがリフレッシュにはなりますが、月に2回あるかないか。
仕事をしながら育児していると、子供との時間を犠牲にしないと
自分の趣味までは手が回らないのが現状です。
幸い、私は大学で授業をしたり10社以上の会社で産業医をさせていただきながら、渋谷で開業をしているので種類の違う仕事をかけ持つことにより
退屈や疲弊は避けられています。


以下、気晴らしの技術について、
『ストレスマネジメント入門 (日経文庫)』
島 悟 (著), 佐藤 恵美 (著)
より引用しますので参考にして下さい。

1普段使わない五感を使う ― アロマセラピー(嗅ぐ)・グルメ(味わう)などして気分を変える
2今現在の感情とまったく違う感情を味わう ― 笑える・泣ける映画を観るなどして、気持ちをリセットする。ゲームは時間の際限がなくなるので完結ストーリーの映画がよい
3何かに一点集中して取り組む ― 頭を占拠している感情や考えを、別のもので満たす。製作するものは結果をモノで実感できるのでよい
4自分の存在を尊重され、自尊心を持てる場所や機会を持つ ― 得意の趣味などで心の余裕を取り戻す
5自分の一側面(たとえば会社での自分)とは違う側面を表現できる場所や機会を持つ ― 仕事だけの評価に一喜一憂せずに済む。ここでは専門性を高めるとか評価されることより楽しむことを大事にする