寒い!!

今日の東京は最高気温7度。
昨日は19度だったのに急に冷え込むと朝の予報で言っていました。
そのため、私はカシミヤのロングカーディガンに冬のコートをまとい、ブーツ姿で完全防寒して出勤しました。
しかし、外に出ると意外。
確かに寒いけど、きちんと防寒していれば大した寒さではない。
以前パリに住んでいたときの、あの真冬の寒さに比べたら・・・大したことない。
むしろパリの11月上旬の紅葉の時期に似ていて心地いい。
皇居周辺や青山通りは本当にきれいに整備されていて、パリのセーヌ川沿いやルクセンブール公園の紅葉を思い出します。
テレビではジェットコースターのような気温の変化に注意!!としきりに言っているけど、ヨーロッパに住んでいた方はおわかりのように、あっちでは毎日気温の変化が激しいし、昼間と夜の気温差は激しい。
それに比べたら、まあそれほど大げさに警戒しなくても・・。
ただ私たち日本人は衣がえの習慣があり、
「この時期はこんな気温、だからこんな服」
という感覚が身に染み付いているから、寒さにきちんと対応できていない気がする。
しかし、パリではそんなことは全くない。
パリに住んでいたころ、私がノースリーブのワンピースを着てサンダルで歩いていた5月のある日、母が東京から遊びに来た。
母は春服だったため、予想外に暑いのね、と言いながら急いでサンダル、半そでの服を購入した。
その翌日。真冬の冷え込み。
毛皮のコートを着ているパリジェンヌもいたくらい。
母はサンダルどころではなく、寒い寒いを連発して外出できずにいた。
パリジェンヌは臨機応変に服装を変える。
それによって、突然の寒暖の差に適応しているのです。
私も、今年のこの気候には確かに疲れてきていますが、
服装を思い切って変えていくことで、かなり救われていると思う。
昨日半袖で歩いていたからといって、今日毛皮のコート着てはいけないわけではないのです。
皆さんも、服装を工夫して身体を壊さないようにしてください。
また、空気が乾燥していることで喉の不調を訴える患者さんが増えています。
加湿も忘れずに!!
昨日私も加湿器を追加購入しました。