ワールドカップ日本決勝Tへ

昨日はことごとく寝不足でつらーい1日でした。
日本対デンマーク戦
朝は大学の外来。午後は町のクリニックで外来。夜はホテルで大阪からいらした精神科医産業医の経験の長い夏目先生の講演を聞きに行きました。
適応障害うつ病の見分け方や、適応障害のときの扱いやとらえ方など大変
面白いお話を聞かせていただき、勉強になりました。
自宅にもどると寝不足のフラフラ状態。お腹ペコペコ。とりあえずのシャンパンを飲みながらおかずを食べて落ち着くと、赤ワインにブリーチーズ。
そのころになると、いつの間にかポルトガルブラジル戦をつけていました。
速い!!やっぱり見ていて楽しいのはこういうサッカーなのかと思いつつ、明け方の日本の緻密なサッカーを思い出しネットサーフィン開始。
いつの間にか朝2時。
私は川島と岡田監督のファン。全くタイプは違うけど。
川島セーブ集をYOUTUBEで見ていると、少し酔った私はひたすらシュートを受ける川島選手の表情のまっすぐな感じ、全身の表現に見入ってしまいました。
仲間に怒って眉間にしわをよせたり、失敗してグランドに寝転がったり、うつぶせになったまま足をゴキブリのようにバタバタしたり。全身で感情表現をしています。
その姿を見ながら少しうらやましい気がしました。
私たちは社会人になるとこういう表現をできなくなります。特に日本社会では何があっても何事もなかったような顔でこらえます。
昨日の夏目先生のお話にもありましたが、泣くこと笑うこと両方がストレスの解消につながるのです。
おそらく川島選手は失敗しても寝ころんで一呼吸したあたりで、気持ちを切り替えているのではないでしょうか。そうでもしないとやり遂げられない極限の仕事なのでしょう。
そういう意味では、感情表現を抑制している私たちは不器用にひたすらため込んで行き、次第に破たんをきたしてしまう可能性があるということなのです。
実際さまざまな会社で仕事をさせていただいていると、その辺の「抜き方」が上手な人がストレスを上手に乗り切り、会社のレースで生き残っている気がします。
それにしてもシュートを打たれまくり、それに向かう川島の姿はかっこいい。
私の周囲にはスポーツマンとか筋肉質の男性が好きな女医が多いのですが、私は男性を中身と雰囲気で見るタイプ。
男性の筋肉など全く興味なかったのですが、今回初めてスポーツマンの魅力がわかったような気がしました。もしかして、年を経て初めてわかる魅力なのか?
ところで、私の周囲に聞くと、本田選手が一番人気。
私はいつの間にか耐える男性が好みになったのかもしれません。